制服の届出、久しぶりに行って感じたこと

警備業界の仕事

先日、久しぶりに警備員の制服届出を行うため、所轄の警察署ともう一箇所、県外の警察署へ足を運んできました。
いまは便利なもので、オンラインでの申請手続きも可能になっていますが、今回は移籍後初の届出ということと、まだその警察署に一度も来署したことがなかったため、書面持参での届出を選びました。やはり現地の雰囲気や場所の確認は、実際に足を運ぶことに勝るものはないですね。

さて、今回の届出で驚いたことが2つありました。

まず1つ目は、警察署内の冷房が効きすぎていたこと。
外は30度超えの真夏日、薄着で訪れた私は思わず身震いするほど。
待合スペースは涼しいというより、**寒い!**という印象でした。
季節の変わり目には、この「屋内冷えすぎ問題」に悩まされる方も多いのではないでしょうか。

そして2つ目の驚きは、書類確認のスピード感の違いです。
今回の警察署では、提出した制服届出書類をパラパラっと確認するだけであっさり完了。
「え、これで終わり?」というくらいスムーズでした。
ところが、以前勤務していた会社で他の警察署に届出に行った際には、「少々お待ちください」と言われて1時間近く待たされたこともありました。
同じ制服の届出でも、担当署によってこれほど対応に違いがあるのかと、改めて驚かされました。

もちろん、制服の届出は法的に義務付けられている重要な手続きです。
営業活動そのものに直結する届出ではないとはいえ、これを怠れば警備業法違反となりかねません。
原則として、警備業務で着用する制服はすべて届出が必要です。

ただ実際のところ、「これは届出しなくてもいいだろう」「予備用だから不要では?」といった軽率な判断によって届出を怠っている業者が多いのが実情かもしれません。
主として着用している制服以外は、そもそも届けていないというケースも珍しくないように感じています。

届出そのものは、やってしまえば難しいものではありません。
しかし、「届け出ているかどうか」その姿勢こそが、会社の信頼性や法令順守への意識を映し出しているように思います。

これから制服を変更予定の警備会社や、新規に参入される事業者の方へ。
「まあいいか」で済ませず、着用するすべての制服について届け出ているかどうか、一度確認してみてはいかがでしょうか。

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