NEWボール初優勝で締めくくった2025年!膝の故障から投球フォーム変更で得たもの

ボウリング活動

今週末はいよいよ、今年最後の週末ボウリングとなりましたが、いつもどおり金曜日から日曜日までの3日間、3大会に出場してきました。

世間は年末の慌ただしさが一気に増していく時期ですが、ボウリング場の中だけはどこか時間の流れが緩やかで、その空気感に身を委ねながら投球することができました。1年を振り返りながらボールを転がすには、ちょうど良い週末だったように思います。

2025.12.26
今年最後となる仕事帰りでの大会参加です。
大会前には、先週センターさんにお願いしていた中古ボールのプラグとドリルが無事に仕上がっており、まずはそのボールを受け取るところからスタートしました。とはいえ、投球前の微調整は私が行う必要があるため、この日すぐの投球はできず、慣れ親しんだいつものボールで大会に臨むことにしました。

ところが投球が始まってみると、なぜか力みが抜けず、体の動きと気持ちが噛み合わない感覚が続きます。思ったよりも肩に力が入り、リリースも安定せず、投げるたびに首をかしげるような展開でした。年末の疲れなのか、それとも「今年最後」という意識が余計なプレッシャーになっていたのか、自分でも原因ははっきりしません。

それでも最終の4ゲーム目に入ったあたりで、ようやくボールの重さや指の感覚が戻ってきたような気がしましたが、残念ながら時すでに遅し。もう少し早くこの感覚にたどり着けていれば…と、そんなことを考えながら、静かに初日の大会を終えることとなりました。

2025.12.27
前日に受け取ったボールの微調整が無事に終わり、この日はその新しいボールを実戦投入することにしました。そもそも今回このボールを調達した理由はとても明確で、現在のOボウルのレーンコンディションに対して、手持ちのボールではどうにも歯が立たず、「これはボールを変えないと話にならないな」と感じていたからです。そこで今のコンディションに合いそうな特性を持つボールを選び、思い切って投入することにしました。

そして迎えた大会。練習投球の時点で、前日までとは明らかに手応えが違いました。無理に投げなくてもボールが素直に走り、先でしっかりと動いてくれる感覚があります。「これはいけるかもしれない」と思いながらゲームに入ると、その感触は間違いではなく、ストライクも自然と続いていきました。

結果として、気が付けば今季初優勝。狙っていたとはいえ、ここまで噛み合うとは正直思っておらず、自分でも少し驚いています。もちろん技術を磨くことは大切ですが、それと同じくらい、いや場合によってはそれ以上に、レーンコンディションに合ったボールを選ぶことの重要性を改めて痛感した大会となりました。

前日の不完全燃焼から一転してのこの結果。ボウリングの難しさと面白さを、あらためて思い知らされた一日でした。

2025.12.28
今年最後の投げ収めは、自宅から一番近いDボウルでの3ゲーム大会に参加してきました。

前日新調したボールが想像以上にしっかり仕事をしてくれたこともあり、その好感触が頭から離れません。これはもう、今日もこのボールでいくしかない、そんな気持ちで練習投球に入りました。

すると案の定、どこに投げてもストライク。
「これは今日は当たり日だな」と思ったその瞬間、嫌な予感も同時によぎります。
そう、こういう日は決まって練習ボールがピークで、本番が始まると途端に裏切られるのが、私のいつものパターンなのです。

嫌な予感は半分的中。
1ゲーム目は何とか練習の流れを引きずることができましたが、2ゲーム目に入った途端、レーンコンディションが大きく変化。対応しきれず、見事に撃沈しました。3ゲーム目は何とか対応することができましたが、2ゲーム目が響き結果は9位。順位だけ見れば、決して派手なものではありません。

ただし、内容は決して悪くありませんでした。
ボールの動きは終始安定しており、ピンへの当たりも強く、「このボールはしばらく主力として助けてくれそうだな」という確かな手応えがありました。順位以上に収穫のある投げ収めだったと思います。

さて、これで今年のボウリングはすべて終了です。

振り返ってみると、今年は2月に膝に水がたまり、しばらく戦線離脱を余儀なくされました。復帰後は投球フォームを大きく変更せざるを得ず、正直なところ不安もありましたが、結果的にはそのフォームが意外にも自分に合っていたようで、アベレージは20近く上昇。

怪我は決して歓迎できるものではありませんが、振り返れば自分を見直す良いきっかけにもなった1年だったように思います。

来年も、無理はせず、楽しむことを忘れず、時には真剣に。
これからも大好きなボウリングと、長く付き合っていきたいと思います。

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